てんかん患者さんに使える福祉の制度をご紹介しています。
医療、服薬、福祉サービスなど、知っておくことでご本人とご家族や周囲のサポートに大切な社会資源が役に立ちます。
【社会参加のための福祉の制度】

てんかんの人が、社会参加する場合の選択肢の中には障害福祉サービスを利用する選択肢があります。
障害福祉サービスとは、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、生活介護、生活訓練などの種類があります。
障害福祉サービスを利用するには、地元の自治体の障害福祉の窓口(障害福祉課、福祉支援課など)で手続きをして、「福祉サービス受給者証」というものを発行する必要があります。
その福祉サービス受給者証を発行するには、通院等で医療機関とつながっている必要があり、障害者手帳を発行していなくても発行可能です。
どこにどのような福祉サービス事業所があるのかを知るには、地元の障害福祉の窓口や相談支援事業所(自治体によって名称が違うことがあります)などで聞くと地域の情報が手に入ると思います。
神奈川県の場合は、「障害福祉情報サービスかながわ」というホームページで地域やサービスの種類などを絞り込んで検索することもできます。
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【就労移行支援】
就労することを目的として通う所です。
原則として、利用期間は2年間となります。2年間で望むような結果が出なかった場合は、利用期間を更新できるかを福祉サービス受給者証を発行している自治体に確認する必要があります。
就労することができた場合は、事業所によっては一定期間で就労定着支援を受けることができます。
【就労継続支援A型】
事業所と直接、雇用契約を結んだ上で、働ける所です。最低賃金が保証されています。
そのために事業所側からは、安定して週4,5日間で働き続けられる人などが求められます。
事業所によっては、ハローワークに求人を出している所があり、応募する場合は、「ハローワークの紹介状を発行してきて下さい。」とお願いされるかもしれません。
【就労継続支援B型】
事業所と直接、雇用契約を結ぶ訳ではないため、最低賃金は保証されていません。
週2日くらいからでも通うことができる所です。
【通院のための福祉制度】
・自立支援医療受給者証
・
【入院のための福祉制度】
・限度額適用認定証
【経済面での福祉制度】
(A).障害年金
(B).生活保護
以下、只今工事中です。近日公開です。